2017年度版/訂正情報

 

〔問33〕解答の誤記の訂正
体重50kg,BUNのクリアランスが200mL/minの条件下でKt/Vを1.4にするためには何時間透析すれば得られるでしょうか。ただし,体液量は体重の60%とする。
(a.) 3.0 時間
(b.) 3.5時間
(c.) 4.0時間
(d.) 4.25時間
(e.) 4.5時間

〔訂正内容〕解答番号が不適切

〔誤り〕c
〔訂正〕b
解説の訂正はありません。

〔問46〕解答が4つあり選択肢が不適切
水処理装置の説明について正しいのは次のうちどれか。


〔訂正内容〕
選択肢は②③④⑤が正しいとなっているが,選択できる解答番号が不適切である。そのため選択肢は②③④⑤が選択できるように変更

〔誤り〕解答(b)
〔訂正〕解答(b)(c)

(b)②③④もしくは(c)③④⑤ となります。
解説の訂正はありません。

〔問51〕
問題文を記述
④厚生労働省への報告は任意であるので,病院側に判断を委ねている。

〔訂正内容〕解答解説が不適切
〔誤り〕④正しい
〔訂正〕④誤り
解説の訂正はありません。正しいのは①⑤となっています。

機器不具合に関する報告は薬事法(法第 68 条の 10)となっています。
全ての報告とは記載されていませんが,疾病,傷害等の危害性が適当となった場合は報告義務が課されます。

〔問65〕選択肢表記の訂正
液性免疫の説明について正しいのはどれか。
① 活性化したB細胞が形質細胞に分化して抗体を産生する。
② 肥満細胞がヒスタミンを放出し炎症を引き起こす。
③ 血流中に放出されたホルモンが組織の抵抗力を上昇させる。
④ 細胞障害性(キラー)T細胞が感染した細胞を破壊する。
⑤ 好中球が体内に侵入した微生物を貪食する。
  a,①②  b,②③  c,③④  d,④⑤  e,①⑤

〔訂正内容〕答えが一つにも関わらず複数選択群になっている。

〔誤り〕a,①② b,②③ c,③④ d,④⑤ e,①⑤
〔訂正〕a,           b,           c,           d,           e

〔問66〕設問文の誤記
〔誤り〕エンドトキシン(ET)の水質基準について誤りはどれか。
〔訂正〕エンドトキシン(ET)の水質基準について正しいはどれか。
解説に変更はありません。

〔問122〕解答の誤記の訂正
次のSIRSの診断基準のうち,誤っているのはどれか。
① 活性化したB細胞が形質細胞に分化して抗体を産生する。
② 肥満細胞がヒスタミンを放出し炎症を引き起こす。
③ 血流中に放出されたホルモンが組織の抵抗力を上昇させる。
④ 細胞障害性(キラー)T細胞が感染した細胞を破壊する。
⑤ 好中球が体内に侵入した微生物を貪食する。
  a,①②  b,②③  c,③④  d,④⑤  e,①⑤


〔訂正内容〕解答番号が不適切

〔誤り〕d
〔訂正〕e
解説の訂正はありません。

〔問155〕解答の誤記の訂正
透析療法に関する説明について正しいのは次のうちどれか。
a) 透析導入基準は,各項目に評価点を用い,合計60点以上の場合に導入の目安とする。
b) 「リビングウィル」は慢性透析の導入に関しても適応される。
c) 透析量の指標である「Kt/V」は,尿素濃度クリアランスより算出される。
d) 緊急手術時でも時間が許す限り術前に血液透析を行う。
e) GI療法は,低カリウム血症を予防するためのグルコース・インスリン療法である。

〔訂正内容〕解答番号が不適切

〔誤り〕a
〔訂正〕e
解説の訂正はありません。

〔問174〕設問文の訂正
透析患者の内分泌について正しいのはどれか。
① アルドステロンは水,ナトリウム,カリウムの排泄を調整する。
② バゾプレッシンは水の再吸収を増加させるホルモンである。
③ 副甲状腺ホルモンは,尿細管のCaの再吸収の促進とP再吸収の抑制を行う。
④ 心房性Na利尿ペプチドは尿へのNa排泄を増加させ,血管平滑筋を弛緩させる。
⑤ 副甲状腺ホルモンは腎でのビタミンD活性化の促進と骨からのCa放出の促進。
  a,①②  b,②③  c,③④  d,④⑤  e,①⑤


〔訂正内容〕選択②の設問文が不適切
〔誤り〕②バゾプレッシンは水の再吸収を増加させるホルモンである。
〔訂正〕②バゾプレッシンは水の再吸収を減少させるホルモンである。
解説の訂正はありません。

〔問185〕解答誤記の訂正
感染対策の説明について正しいのは次のうちどれか。

〔訂正内容〕選択肢⑤の解説に「正しい」内容であるにも関わらず「誤り」となっている。

〔誤り〕 ⑤)誤り
〔訂正〕 ⑤)正しい
解説の訂正はありません。

〔類題11〕設問文の訂正
ダイアライザの説明について誤っているのはどれか。

〔訂正内容〕
〔誤り〕 ダイアライザの説明について誤っているのはどれか。
〔訂正〕 ダイアライザの説明について正しいのはどれか。
選択文に変更ありません。


【補足説明】

選択肢①:誤り

中空糸型の充填量は50~120mLに対して積層型ダイアライザの充填量は,126~176mLとなっており,積層型ダイアライザの方が充填量が多い。
そのことから,凝固による返血不可に陥った場合や,アレルギー,溶血などによる瀉血が必要となった場合での失血量は積層型の方が多い。 よって,選択肢①の内容は誤りである。

選択肢②:正しい

EVAL膜は,PVPなどの親水化剤を必要としなく血漿蛋白などの吸着が少ない特徴がある。
また,血小板の活性化が少ないことで抗血栓性にも優れている。そのため,メシル酸ナファモスタッドが普及するまでは無ヘパリン透析などにも用いられていた。
EVAL膜はS型血液透析器として分類される。また,EVAL膜は血漿成分分画器(分離膜)にも使用される膜素材である。

PMMA膜は,比較的大きな細孔を有しており大分子溶質の除去に優れいている。PVP等の親水化剤を用いていないことで,他の膜と比較し蛋白の吸着量の多い特徴を有している。EVAL同様に他の膜と比べて特有な機能を有していることからS型血液透析器として区別されている。

〔類題15〕選択文の訂正
血漿成分分画器の素材は次のうちどれか。
(a.) セルロース
(b.) ポリスルホン
(c.) ポリアクリロニトリ
(d.) ポリスルホン
(e.) エチレン・ビニルアルコール共重合体


〔訂正内容〕選択肢の(b)と(d)が同じ素材が記述されており,問題として不適切

〔誤り〕 d ポリスルホン
〔訂正〕 d ポリエーテルスルホン
解説の訂正はありません。

〔類題47〕設問①および解答の訂正
〔選択肢〕①透析液中においてダイアライザのリークで空気誤入は起こるかどうかについて。

〔訂正内容〕①③④⑤が正しいとなってしまし,問題の解答および選択肢群が不適切であり解答が複数存在している。上記対応と致しまして,「誤り」が選択肢1つとなっているので選択肢群の変更を致します。
〔誤り〕①正しい
〔訂正〕①誤り
正しいが⑤のみとなり,選択肢群および解答が不適切となり解答が複数存在してしまうことになります。
上記対応と致しまして,「正しい」が選択肢1つとなっているので選択肢群の変更を致します。
〔誤り〕各選択肢①②③④⑤
〔訂正〕(a)(b)(c)(d)(e)
選択肢の変更により,設問文および解答も変更になります。

修正後は下記の問題の通りさせて頂きます。

類題47 透析中に空気誤入が起こりうる場所や条件はどれか。
(a)ダイアライザー(中 …..
(b)抗凝固剤接続部の…..
(c)静脈圧ラインの保護栓及…..
(d)静脈側薬液注入ライ…..
(e)補液ラインの閉…..

解答 (e)

〔類題48〕設問文の訂正
空気混入の対策として正しいのはどれか。
①体外循環用の生理食塩液は,エアレスタイプが望ましい。
②返血方法はエア返血が望ましい。
③動脈側回路からのエア針付き輸液の禁止。
④返血方法は生理食塩液置換法が望ましい。
⑤血液回路接続部のルアーロック化をするのが望ましい。
a,①②③  b,②③④  c,③④⑤  d,①②⑤  e,①④⑤


〔訂正内容〕①③④⑤が正しいとなってしまし,問題の解答および選択肢群が不適切であり解答が複数存在している。上記対応と致しまして,「誤り」が選択肢1つとなっているので選択肢群の変更を致します。
〔誤り〕各選択肢①②③④⑤
〔訂正〕(a)(b)(c)(d)(e)

選択肢の変更により,設問文および解答も変更になります。

修正後は下記の問題の通りさせて頂きます。

空気混入の対策として誤りは次のどれか。
(a)体外循環用の生理食塩液は,エアレスタイプが望ましい。
(b)返血方法はエア返血が望ましい。
(c)動脈側回路からのエア針付き輸液の禁止。
(d)返血方法は生理食塩液置換法が望ましい。
(e)血液回路接続部のルアーロック化をするのが望ましい。
解答(b)

〔類題59〕
血圧の低下により,十分な除水ができない場合の対策として正しいのはどれか。

〔訂正内容〕解答番号が不適切

解答は(b)の②③が正しいとなります。
〔誤り〕e
〔訂正〕b
解説の訂正はありません。

〔類題68〕解答の誤記
〔訂正内容〕解答が不適切
〔誤り〕d
〔訂正〕e
解説の訂正はありません。
〔類題70〕選択肢⑤の誤記
炎症性サイトカインは次のうちどれか。

〔訂正内容〕選択肢文の訂正
〔誤り〕⑤TNF-γ
〔訂正〕⑤TNF-α
解説の訂正はありません。

〔類題149〕回答の誤記訂正
水処理装置の説明について正しいのは次のうちどれか。


〔訂正内容〕
解答の表記が(b)になっているが,正しい解答は(e)。

〔誤り〕解答(b)
〔訂正〕解答(e)

解説の訂正はありません。